厄除祈願(厄祓)について

八幡さまは災厄を祓い除ける御神徳があるとされ、人々より篤い信仰を受けております。そのご神徳は国家から個人に至るまで授けられ、全国では14,000社以上ともいわれる神社が八幡さまをおまつりしております。この数を見るだけで多くの人々が八幡さまのご加護を得ようとしていることが伺えます。

舞戸正八幡宮は明和3年(西暦1766年)、弘前藩七代藩主津軽信寧公によって赤石組(現在の鰺ヶ沢町と深浦町)の鎮守祈願所と指定せられ、今も様々な災厄を祓い除けたいと願う方が数多くお参りに訪れます。

厄年

人間、生きていると晴れの日もあれば雨風の吹く日もあります。この人生の中で雨風降りしきり運気が沈み、災いごとが多く起こるといわれているのが厄年です。私たちのご先祖さまはこの厄年に神社に参り、その年を平穏無事に過ごせるようにと祈願してきました。

厄年は数え年で考え、男25歳、42歳、61歳。女19歳、33歳、37歳のほかに男性は2と5、女性は3、7、9のつく年も厄年であるといわれております。特に男性は42歳、女性は33歳の年を本厄と呼び特に注意しなければならない年であるとされております。

封塞厄難のひょうたん

舞戸正八幡宮では厄除のご祈願をされる方に厄難災難を封じ込める封塞厄難ひょうたんをお渡ししております。

 

体の中の悪いものを出すようにして瓢箪に息を三度吹き入れて厄難・災難・忌み・けがれ等を封じ込め、神社に納めていただきます。八幡さまの御神威をもって瓢箪に封じ込めた悪いものを祓っていただき、一年を平穏無事に過ごされますことをお祈り申し上げます。

まいとしょうはちまんぐう

舞戸正八幡宮

西乃浜鎮守祈願所 厄除け八幡さま

青森県西津軽郡鰺ヶ沢町舞戸に鎮座する神社です